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陶器屋スピコさんに訊く作家ストーリー

「陶器屋スピコ」さんにお話をお聞きしました。

瀬戸物の産地 愛知県瀬戸市で学び、瀬戸市の土でキャンドルホルダーや猫もの雑貨をメインに作っています。

たまに食器もつくります。

ー 陶器屋スピコさん。作家名「 陶器屋スピコ 」の由来は何ですか?

陶芸作家というよりは、陶磁器に関するいろんな事に関わりたいので、陶器屋としました。「スピコ」は音の響きが気に入って使っています。

ースピコっていいですね、覚えやすいです!

富士猫皿(青)

ー作家活動を始められたきっかけは何だったんですか?

元々は趣味で陶芸教室に通っていましたが、自分で作った物がたまったので、人にあげたり売ったりしていました。キャンドルホルダーを作っていましたが、猫モチーフのものを作ったのがきっかけで猫アイテムのご注文をいただくようになり、今では猫アイテムが主力商品となりました。

ー趣味から仕事へと発展させたんですね!

ー扱う素材や技法について教えてください。

素材は陶磁器(瀬戸焼)です。電動ろくろや、手びねり、たたらで形成し、下絵で絵付けをしています。透かし彫りも少々。

ーどれも技術がいる工程ですね。特に絵付けは個性が出るところ!

ねこけし

ー制作で一番難しいところは何ですか?

肉体の衰えで、絵付けが難しくなってきました。

ーなんと、絵付けが難しくなってきたとは!スピコさんらしさをもっと見たいです~!

ー 陶器屋スピコ さんご自身について教えて欲しいのですが、ご自分の一番好きなところは何ですか?

人とつるむのが嫌いなところが好きです。

ーひとりで何でもできる人は、強さがあるのだと思います!

ねこけし風鈴花柄

ーすでに素晴らしい経歴をお持ちですが、これからの野望は何ですか?

野望を持つと苦しくなるので持ちません。平穏な毎日を過ごすことが一番です。畑で野菜を育てるのが趣味なのですが、野菜と同じように季節を感じる生活を、皆様が送っていただけるような商品を作っていきたいです。

ー目まぐるしい毎日を平穏に過ごせるのは、一番幸せなことかもしれませんね。これからも応援しています。陶器屋スピコさんが好きになりました。どうもありがとうございました!

▶陶器屋スピコさんの今後の活躍については、下記サイトやSNSをご覧ください。

つかだけいこ

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