zoomieさんに訊く石粉粘土作家ストーリー

「zoomie」さんにお話をお聞きしました。

2017年よりzoomieとして活動開始。minneを中心にCreemaやハンドメイド系のイベントに出展しています。ねこ愛が高めですが、生き物全般が好きです。

zoomie (ズーミー)は、「品のあるかわいい大人」をテーマに、石塑(せきそ)粘土などの素材で動物などをモチーフにしたアクセサリーを制作しています。一つ一つ手描きで制作していますので、手作りならではの表情をお楽しみください。

さらに、テキスタイルデザインにも挑戦し、スカートなどのファブリック作品で素朴な世界観を展開しています。

ーzoomieさん。作家名「zoomie」の由来は何ですか?

本名のみずほの名前の「みず」を取って「ずーみー」としました。zoomieは自分自身であり、自分らしさを表現したいという想いを込めています。ちなみに、これはあとから知ったことなのですが英語の俗語でzoomiesという言葉があります。犬が突然くるったように走り回ったり、ぐるぐる回ったりすることがありますよね、その動作のことを指すそうです(笑)

ーそうなんですね!作家活動を始められたきっかけは何だったんですか?

結婚式の席札に手づくりのブローチを付けてお迎えしたところ、ゲストにとても好評だったのがきっかけです。もともと手芸や細かい手仕事が好きだったので、それが人に喜ばれるという嬉しさを知り、もっと多くの方に届けたいという気持ちが高まりました。

ー結婚式の席札に!素敵な式を想像しました~。

気高いバーマン猫ちゃんのブローチ

ー扱う素材や技法について教えてください。

アクセサリーでは、石粉粘土(石塑粘土ともいう)という石の粉でできた粘土を主に使っています。アクリル絵の具とニスの塗装で作品それぞれに合った風合いを出しています。

ー制作で一番難しいところは何ですか?

zoomieのブローチは、石粉粘土で造形したものにひとつひとつ手描きをしています。一番難しいところは、やはり動物たちの瞳を描くところですね。瞳の描き方で印象や表情が変わってしまうので、最も気を遣う作業のひとつです。うまくいくと生き生きとした作品に仕上がるので楽しい工程でもあります。じつは表情が気に入らなくて日の目をみずにボツになっていった子もたくさん・・・。お客様が気に入ってご注文くださっているので、そこは妥協せず自分自身でも心からかわいい!と思える作品を送り出しています。

ー妥協をしない!かっこいいです。自分に嘘はつけませんもんね!

つんつんコッカースパニエルくんのブローチ

ーzoomieさんご自身について教えて欲しいのですが、ご自分の一番好きなところは何ですか?

「今ぱっと思いついたのは、こだわりと割り切りがハッキリしているところです!」です。

ー割り切ったらハイ、次へ、と身軽に動けるんですね!

ーすでに素晴らしい技術をお持ちですが、これからの野望は何ですか?

今は日本国内での活動がメインですが、世界に向けて発信していきたいです!遠く離れた言葉も文化も違う方にもzoomieの作品を手に取って喜んでいただけたら、それはもうどんなに嬉しいことだろうと思います。

そしてこれからの私自身の課題として、自然や人に対してやさしくありたいということがあります。それはフェアトレードな素材を使うことやできるだけプラごみを出さないようにするとか、そんなことに気を遣えるブランドであり作家であり人でありたいという想いです。まだまだできていないことだらけなので、そういった部分を暮らしの中でも、ものづくりでも意識したいです。そしてユーザーの方にもそういったメッセージをさりげなく届けられる作家になれたらいいなと思います。しかし、あまりそれを出し過ぎると窮屈にもなるので“努力しなくてもできる小さなこと”を決して強いるのではなく、「それ、なんかいいね」ぐらいに思ってもらえるバランスで届けていきたいです。そういう想いが連鎖で広がっていったらなんだか平和なかんじがしませんか。

マタタビの花と猫のスカート

今日は色々教えていただき、ますますzoomieさんが好きになりました。どうもありがとうございました!

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