埼玉県に革工房を構える「mikiri leather works【ミキリレザーワークス】」さんにお話をお聞きしました。
いっしょに過ごす ともに育つ
mikiri leather works【ミキリレザーワークス】
職人さんによって一枚一枚丁寧になめされた革を使い、
ひとつひとつ、ひと針ひと針手縫いで作っています。
ずっと寄り添える、ずっとともに育つことができるようなアイテム作りを心掛けています。
2015年 mikiri leather worksを立ち上げ活動スタート
百貨店や地域のイベント、ワークショップにも精力的に取り組む2児の母。
ーいつもスラリと美しいmikiriさん。作家名「mikiri leather works(ミキリ レザーワークス)」の由来は何ですか?
旧姓由来のニックネーム「みきり」を使いました。「見切って」進んでいく感じが好きなんです。
ー見切って進む。潔い感じがいいですね!
ー革作家を始められたきっかけは何だったんですか?
いつか自分で作った革かばんを販売したい、という思いはずっと持っていました。第二子出産時、子どもの保育所入所資格を得るために「いつかは今だ!」と、生後2ヶ月の子を抱えて開業届を提出しに行きました。
ー今だ!と行動されたんですね!即開業届けを出されるなんて、もう後戻りはしない決意だったんですね。
ー扱う素材や技法について教えてください。
伝統的な方法で鞣された上質なタンニン鞣し革(主に国産、イタリア産)を使い、ひと針一針手縫いで仕上げています。
ータンニン鞣し革に手縫いはmikiriさんの特徴です!スベスベとした革が美しいです。
ー制作で一番難しいところは何ですか?
デザインと使い勝手、作り勝手を融合させること。突き詰めて考えるというよりは、常に頭の片隅に置いておいて、「降ってくる」のを待つ派です。子供の送り迎えで自転車を漕いでいるとき、なんかに降ってくることが多いかも。
ー確かにmikiriさんのアイテムは見ためも美しいですが、使いやすい。作りやすさも大事なんですね。日常に作家の感覚が融合している。その様子が目に浮かびます。
ーmikiriさんご自身について教えて欲しいのですが、ご自分の一番好きなところは何ですか?
「適度に適当なところ」です。
ーそれは言い得て妙かも!(笑)
ーすでに素晴らしい活動歴をお持ちですが、これからの野望は何ですか?
現在の手縫いラインに加え、ミシン縫いの別ラインも立ち上げ、お選びいただける革製品の幅を広げたいです。
ーさらに広げていく意欲的なmikiriさん、応援しています!今日は色々教えていただき、ますますmikiriさんが好きになりました。どうもありがとうございました!
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